『見ざる』『言わざる』『聞かざる』

コトバンクによると『悪しきことを遠ざけよというのがことわざ本来の意義』ですが、鶴岡の場合は『自己保身のために見て見ぬふりをする、否定的なニュアンスを伴う』の方でしょう。
周りの状況を見ようとしない『見ざる』
住民からの質問にも説明を全くしない『言わざる』
周りの人の忠告に耳を貸さない『聞かざる』

以下はあくまで私個人の考えですので、皆様の考えをコメントしていただけると嬉しく思います。

【1】 『見ざる』
まず、第一に地域コミュニティおいて一番大切なことは『共助』の部分だと思います。
自分の周りの人々の状況をよく見て、決して押し付けにならないお節介を焼く事。
『お節介』というと悪いイメージが定着していますが、四日市市のある講習会で『お節介とは「度を持って助する事」』だと教わりました。 とても良い言葉だと思い、私も「お節介おじさん」になるべく努力しております。 節度を持つためには先ほども申しましたが、周りの状況をよく見なければなりません。 きちんと状況を判断せずに行動を起こすと、多くの場合が『押し付け』になってしまいます。 鶴岡の行動が多くの人々から反発を受けるのは『お節介』ではなく『押し付け』になってしまっているからだと考えます。
バリバリの会社人間が定年退職後に地域コミュニティに参加して一番陥りやすい失敗が、営利目的である集団の会社と非営利組織である地域コミュニティの違いを理解できず、今まで培ってきた会社での出世目的の行動力を発揮することだと聞きます。
鶴岡の独断専行はまさにこのパターンでしょう。

【2】 『言わざる』
私はリーダーの素養として2番目に必要な物が『説明能力』だと考えます。 組織としていかなる行動を起こすにしてもメンバー全員が一丸となって行うに越したことはありません。
そこで必要なのが『なぜ今この行動を起こさなければならないのか』を説明し全員に納得してもらう『説明能力』ということになります。 半面、疑義が生じたときにはリーダーは『説明責任』を負うことになります。 最近は国のリーダーですら『説明責任』を果たさないという悪い模範を示している為、鶴岡ばかりを悪く言うわけにはいかないかもしれませんが、住民の質問にすら真摯にこたえることのできない人間にリーダーとしての資質はないものと考えます。

【3】 『聞かざる』
先ほどリーダーの素養として2番目に必要な物を『説明能力』としましたが、1番必要な物は『他人の話を聞く能力』だと考えます。 『10人の話を同時に聞いた聖徳太子』『民意聴取のための目安箱を設置した徳川吉宗』歴史上優れたリーダーには『他人の話を聞く』という伝説(史実)が数多く残っていますね。 鶴岡にかけているのはこの部分であり、『他人の話を聞く』ことができない人間はリーダー失格である。

管理者
令和3年度八郷地区連合自治会長の愚行

1件のコメント

  • やさとのきぼう

    管理者様のご意見通りです。
    お節介おじさんになる一番の要素は、地域における信頼の有無です。
    あかつき台の様な新興住宅地では、往々にして会社と言う ちっぽけな村社会の論理を地域に持ち込もうとしますが、全く役に立ちません。
    八郷の旧地区(表現が適切ではないかもしれませんが・・・)には、1000年以上(能原神社の歴史から推定)に渡る人々の暮らしから生まれた、地域のルールに裏打ちされた生活があると思います。
    それが新興住宅に突然入ってきた一握りの無知な住民により乱されようとしています。
    そもそも自治会長の資質とは何なのでしょうか。
    自分で手を上げて、俺が俺がと主張してやる役割ではありません。
    日頃から町内や地域の信頼を得て、多くの住民に背中を押され、引き受ける役割と思っています。
    今回のようなトラブルが起きたときに、それを纏める自治会長が居て、はじめて平穏な暮らしができる地域が続いていくものと思っています。
    ところが八郷の現状は、自治会長自らがトラブルを招き、真逆の事が起きています。
    歴史に基づいた地域の知恵ともいえるルール無視ではとても八郷地区連合自治会長として認めることは出来ません。
    八郷の住民の多くの方が同じ思いで今回の出来事を見ている事でしょう。
    管理者の稲垣様には多くの皆さんが応援しています。
    ストレスを溜めないよう、八郷地区のあるべき進路目指して、リードして戴きたいと思います。
    住民の発言の場を提供して戴いた、お節介おじさんの管理者様を応援しています。

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